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社会はどこへ向かっているのか?
新宿のFREESPOTが使えるおしゃれなカフェで、土曜日の午前中の空き時間を使って仕事をしようと思ったら、大切な本を忘れて来てしまった。これで、この2時間はblog遊び決定(いいのか?)。町村先生技術の進歩と法のダイナミズム1技術の進歩と法のダイナミズム2 はとても興味深い。町村先生は“技術と法律”にしぼって考えているのだが、ちょっと拡大解釈してしまおうと思う。僕が以前に書いた 「非匿名的」な社会から「匿名的」な社会へ、歴史の流れについて。 に強引に関連させて考えてみたいと思う。
僕がこれを読んで感じたことは、“人間はアイデンティティなしには生きられない”ということである。重要なのは何にアイデンティティを求めるか?ということであるように感じる。

ラッダイトの人々は機械のない社会こそが自分たちのあるべき社会で、そのような社会に生きることを自分たちのアイデンティティと捉えたのではないだろうか。そのような気持ちを、急速に進む産業革命の中で感じる人がいたとしても、正直に言って分かるような気がする。

現在でも同じことが起こっていないだろうか。スローフード運動を率いてマクドナルドの建設中店舗を破壊したジョゼ・ボベ氏などは、現代のラッダイトだと思う。マクドナルドを壊してどうなるのかは僕には理解できないけれども。

他にもいくらでもあるだろう。環境問題の運動、グローバリゼーションに反対する運動、イスラム原理運動、キリスト教原理運動、ユダヤ教原理運動、そして、日本人の無意識的、無知識的、“異常な”政治亡命受け入れ政策への賛同。。。

科学的根拠があるものも、ないものもある。すべてを否定的にとらえるべきでもないし、最終的には、たとえ科学的根拠(ここでは社会科学的根拠、例えばグローバル市場、自由貿易市場がどれだけの社会的厚生を上げているかなども含む)があっても“人間はアイデンティティなしには生きられない”ということを否定することは出来ない気がする。

どのように問題に取り組むべきなのか。いろいろなアプローチがあると多くの人が考えているようだ。僕もそれを否定するつもりはない。でも“アイデンティティなしには生きられない人間”に対する理解が進まなければ、結局、僕らの社会を良くする方策はないに等しいと感じてしまうのは、僕だけだろうか。
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